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3号分割について

2015年01月15日 · コメント(0) · 未分類

2007年4月から女性保護を目的に離婚時の年金分割制度が始まりました。夫の同意が必要なため合意分割と呼ばれ、合意が得られないときは裁判により分割が可能となる制度です。そして翌年4月から会社員の妻などで専業主婦としての期間が婚姻期間中にあれば、その期間分は夫の同意がなくとも年金を分割できる制度がスタートしました。日本の年金制度では自営業者などを第1号被保険者、会社員や公務員などを第2号被保険者、会社員や公務員などの妻を第3号被保険者と呼ぶためこれを3号分割の制度といいます。そして分割ができる対象の期間は2008年4月1日以降から離婚日までの第3号被保険者期間となります。ひとつのシミュレーションとして、夫が厚生年金加入が38年、標準報酬額35万円、妻が厚生年金加入が5年、第3号被保険者期間が24年の場合、65歳以降の夫婦の合算した年金額は年間306万円ですが、離婚した場合は夫が143万円、妻が115万円となり、この金額だけをみれば十分な生活資金にはならず夫婦共倒れとなる危険があります。そのため、この制度に過大な期待を寄せることには注意をしなければなりません。また、夫が先に亡くなった場合の遺族年金は受け取れないため、冷静な判断が必要とされます。

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